今回は建築途中で見つかった施工ミスについてお話ししたいと思います。
家づくりのブログなんかを見ているとたまに施工ミスがあった!という記事をみたことがありましたが、
まさか自分の家でも起きるとは思っていなかったです。
それに1個だけではなく複数。。。!!!
これから家づくりを始めていく方には、こんな施工ミスが起きることがあるということを知って頂き、
自分の家づくりに少しでも活かして頂ければと思います。
既に家づくりを終えていて自分にも施工ミスがあったよ!っていう方は、
うんうん、分るよそれ~と頷きながら読んで頂けると幸いです。
何事も問題なく家づくりを終えることができた人は
世の中にはこんな施工ミスをする会社があるのね!
なんて思いながら読んでみてください。
では、早速どうぞ!
100Vって言ったよね?コンセントの施工ミス
我が家では屋外に100Vのコンセントを2カ所設けています。
そのうち1カ所はカーポートの近くにあり、将来もし電気自動車を充電したいとなったときに
簡単に100Vから200Vへ変更できるように配線の準備をした状態で施工して頂く要望を出していました。
なので現状としては100Vのコンセントとして設置してあるはずです。
しかし、、、一応と思って確認してみると

うん。。。小さく200Vって書いてある。。。

蓋を開けてみると100Vのプラグの形状でもなく間違いなく200V。。。
図面にはしっかり100Vコンセントの記号で記載してあるにも関わらずなぜこんな間違いが起きてしまったのか。。。。
工務店下請けの電気工事屋さんのミスなんですかね、、、。
玄関ポーチ照明の高さが違う。
さて、家の中に入ろうかなと思ってふと玄関上の照明を見るとこんな光景が。

おそらくこれだけ見た人は特におかしなことはないんじゃないかと思われるかもしれませんが、
私たち夫婦は見た瞬間、なんか照明の位置高くない。。??っと違和感を感じていました。
ですが、さすがにこれは図面通りに施工されていると思っていたので
図面の承認しちゃったからこれはなんも言えないな~なんて妻と2人で話していました。
しかし家に帰って図面を見てみるとびっくり。図面にはもう少し下に照明器具を取り付けられていました。

電気工事屋さんのセンスで高さを決めてしまったんですかね。
この照明器具の下に表札を付ける予定なので、バランスを考えるともう少し下のがいい。。。
なんのための図面なのか。。。。
些細な間違いだから許容しようかとも思いましたが、
私たち夫婦揃って高いことに違和感を感じたのと図面との相違があったため担当者に連絡を入れ、
直してもらうことにしました。
クロスの貼り間違え。こんな一面にハリネズミはいりません
1階の様子を確認してから工事の進み具合に満足しつつ2階の子供部屋に入った瞬間こんな光景が

ん・・・??
こんな大々的にハリネズミ欲しかったっけ。。。?
こんな要望した覚えなんてないぞ。。。
明らかに間違いだよねコレ!!
WIC内の壁面のみハリネズミのクロスをお願いしていたはずなんだけども。
まあ一部屋ぐらい間違えることはあるか。。。人間だもの。。。
そんな気持ちを抱きながらもう一つの子供部屋へ行ってみると

うん。こっちもだね!
もうここまで堂々と間違っているとすがすがしい w
でも、こうやって一面ハリネズミにしてみると目が慣れてきたのか
ありなんじゃない?なんて思えてきた自分もいました。
っが、そこは冷静になって自分が子供だったら思春期を迎えた頃からこの柄が嫌になりそう。。
っと考え直し、元々の指示通りに直すようにお願いしました。
ちなみに図面はこんな感じ

赤色:本来のハリネズミのクロス指示箇所
青色:間違って貼られた箇所
しっかりとWIC内の奥の壁面だけクロス貼分けの文字がありました。
施工ミスってどんなことあるのか調べたときに、よく出てきた一つがクロスの間違えだったのですが、
うちはそんなこと起きないな!なんて思っていたら起きました 笑
まあクロスの貼り間違えは序の口でしたよ。。。
次の施工ミスに気づくまでは。。。。
なんかズレてない?こんなことありえる?
問題はこっちの方です。
施工ミスの発生はどうやら上棟のときからで、今になってやっと気づきました。
気づいたのは工務店の方ではなく、施主の私たちが。
あまりもったいぶるのもよくないので説明していきますね。
下の画像を見て気づくことはないでしょうか?

おそらくこれだけだと分からない方もいると思うので言ってしまうと
上の窓と、下の窓の横の位置がズレているのです。
2つの窓の横幅は同じサイズに合わせており、
取り付ける横の位置も上下の窓で同じになるような施工をお願いしていました。
もちろん図面は横の位置が上下の窓で合っている形で記入されていました。

なぜ気づいたかと言うと上の窓にロールスクリーンを取り付けたことによって
それを開閉するための紐が下の窓にもろ被りしていたからです。
本来の要望通り、上下の窓の横の位置が揃っていれば下の窓の端に紐が垂れてくるはずなのに
なんでこんな下の窓に紐被ってるの?から始まり
写真のように引きで窓全体を見てみるとよく分かりました。
こんな施工ミスあるんだ。。。。!って驚きの方が大きかった私ですが、
ふと横にいた妻の表情を見てみると、怒りと悲しみに満ちた表情をしていました 笑
とりあえず冷静になってすぐ担当者に連絡。




っで、返ってきた返事はやっぱり工務店の施工ミス。
細かいことはよく分かりませんが、窓の両サイドにあるパネルを左右で入れ間違えたとか。
ちなみに返事が来るまでは

どうやって解決するんだろう。。。。
なんて思っていましたが、聞けばすぐに壁を剥がしてやり直すとのこと。
見学会も控えているのでどうやら次の日から工事に取り掛かっていく急ピッチの作業。
早く行動してくれるのはいいんだけど、一番お願いしたいのは丁寧な作業ね。
費用はどうなる?交換する部材は新品?
書くまでもありませんが、もちろん工務店負担です。
もしこっちが払うような話になれば、断固として一銭も払う気はありません。
でも、やり直してくれるとはいえ、新築なのにもうリフォームしたような感覚がしてすごい嫌だなと思うのは私だけでしょうか。
石膏ボードや胴縁、外壁(ガルバ)は新品を使用してくれるのですが、FPパネルは取り外してまた使いまわすとのこと。
一応工務店には、少しでも削ったり、切ったりの加工が必要な場合は新品を使用して欲しいと要望だけ伝えました。
今の工務店はFPパネルに惹かれて決めたのもあったので、そこは本当にこだわっているからです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今から直していくとこなのでまだ解決していない問題ですが、このような問題については施主側では防ぎようがもありません。
クロスは気づくにしても、窓のズレはもしかしたら住んでから気づいたかもしれません。
そういうことを確認するために現場監督はいるので当たり前のことはしっかりやって欲しいなと正直思いました。
施工ミスを見つけた直後は驚きの方が大きかったですが、その後なぜこんなことが起きてしまったのか。
ここなら間違いないと思って契約した工務店なのに。。。っと怒りと悲しみの感情が湧いてきました。
しかし電話で担当者と話したところものすごく反省して申し訳なさそうな声を聞いたのと、
不具合を連絡して次の日から直す作業ができるように段取りをして頂いたことで私の怒りは収まりました。笑
人間だから失敗はしてしまうものなので、その後の行動でどう対処するかをしっかり見たいと思います。
それにこれだけ大きなミスしていたらこれからはしっかり見てくれるのではないかと内心期待もしています。
さんざん施工ミスについて書いてきましたが、本当は自慢したいいいところが施工ミスの何倍もあります。
良いところもいっぱいあるので今の工務店が嫌いになることはありませんが、
お金を払っている以上、しっかりと仕事をして欲しいですね。
家づくりはキラキラしていることばかりではなく、こんなことも起きるというリアルなところを伝えることができたのではないでしょうか。
これから家づくりをされていく方々の家に同じような施工ミスが起きないことを願っています!